2006/07/30

国立西洋美術館

7/30. 仙台からの帰り、上野で途中下車。
伊豆栄でうなぎ。いつきても料理が出るのが遅いし殿様っぽい商売。うまいがなんか気分悪い。

気を取り直して国立西洋美術館へ向かう。
不忍池周辺では骨董市がたっていた。

常設展。
自画像美人に会ってきた。
先日の藤田嗣治展に出ていた作品にも再会。部屋に入ってすぐの死角にある。
日曜の昼だというのに快適に観覧できる国立西洋美術館。なぜだろう。
前の「La Tour」、「ロダン+カリエール」のときもそうだった。
いい。

2006/07/28

宮城県立美術館

秋保温泉でふと手に取った雑誌「大人の美術館100」にカンディンスキーを多く所蔵する美術館として紹介。
国際センターに用事があったのでついでによってみた。

特別な常設展だとか。好きな初期のカンディンスキーは見られなかった。
かわりに平福百穂の絵に出会う事ができた。万葉の歌がモチーフの「猟」と、墨絵の「杜鵑夜」。杜鵑夜は、夜の竹やぶの陰に月が半隠れになっていて本当に何かが出てきそう。

奥には佐藤忠良記念館があり、彼のブロンズ彫刻ばかりが展示されている。相当のスケベとみた。

売店でモリスの絵はがきを見つけたので購入。
食堂では冷し中華。先日仙台が冷やし中華発祥の地だったとかで。でもご当地性がないので認識されていない。

2006/07/17

ウィリアムス・モリス@美術館えきKYOTO

初めて美術館「えき」KYOTOにいった。
2度目の藤田嗣治展でのもやもやを解消。

藤田嗣治展@国立京都近代美術館

二度目。
一度目は空いていてみやすかったが、この日は山鉾巡行だからか単に日曜だからか混んでいた。
明確に分かれる3つの作風。
まずモディリアニなどと交流したというあたりは作風確立以前として飛ばす。

  1. NHKでしきりに広告していた乳白色の肌。フランスの頃。
  2. フランスを出て戦争が終わるまでのなにやら暗い色使いの絵。写真のようではないが、いろいろごちゃごちゃと書き込んである。戦争時代は別にしてもよいかも。
  3. 戦後、晩年までの女の子と動物の絵は何やら漫画っぽい。無邪気ならぬ有邪気な感じも。

微妙なゆがみがポイントか。へたうまの原点?