ビルド手順
- OpenCV のソースをダウンロード (git)
- CMake で Configure する
- 出力ディレクトリは適当でよい。A とする.
- BUILD_OpenCV_python にチェックを入れる.
- PYTHON3_* に適切なパスが入っていることを確認する.
- 特に PYTHON3_PACKAGES_PATH にはビルドの成果物 pyr が INSTALL される
- Configure できたら、 Generate する。
- A\OpenCV.sln を開いて、 BUILD_ALL をリビルドする。
- 成功したら、INSTALL をビルドする。
- A\install ディレクトリに bin ファイルたちが出来上がるので、これを適切な場所 c:\opt\OpenCV などに移動する。
- dll には PATH を通しておく.
- OpenCV.dll が使用するであろう DLL (TBB.dll など) は同じフォルダにコピーするかパスを通しておく.
- PYTHON3_PACKAGES_PATH に pyr がコピーされているはず。
- python を起動して import cv2 を実行する。 dll が読み込まれるはず。
確認。例
>>> import cv2
>>> cv2.__version__
'3.2.0-dev'
>>>
パスが設定できていない場合のエラー
例えば TBB を使用してコンパイルした場合、 TBB.dll を見つけられるようパスが通っている必要がある。
>>> import cv2
Traceback (most recent call last):
File "", line 1, in
ImportError: DLL load failed: 指定されたモジュールが見つかりません。
オプション設定
- 全部入りの DLL を作るには Build_opencv_world にチェックする
- C++ でプログラムを書いたとき、link する lib ファイルが 1 つで済むので楽.
- Build_opencv_world と Build_Python3 は両立しないようである。
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